M&Aとは

M&Aとは

ベンチャー企業の台頭と共にM&Aという言葉を頻繁に聞く様になりましたが、一体どういう意味なのでしょう?

今日はM&Aとは何なのか分かりやすく説明したいと思います!

M&Aを簡単に説明すると企業の合併や買収を総称したもので、Mergers(合併) and Acquisitions(買収)の略称です。

アメリカでは昔から頻繁に行われて来ましたが、日本ではライブドアなどベンチャー企業が台頭してから行われるようになりました。

業界再編成や競争力の強化、後継者問題の解消など様々な形を取りながら企業価値を高める事が主な目的です。

M&Aの形態

M&Aには様々な形態があり、目的に応じたM&Aを行う事で国内および海外での競争力を高める事が出来ます。

ここではM&Aにはどんな形態があるのかを紹介します。

・業務提携

業務提携は、特定の分野のノウハウや技術を共有してお互いの利益を高めるために行われるもので、技術提携・生産提携・販売提携の3つに分類されます。

技術提携は、既存の技術や人材を共有する事で商品開発などを効率的に行うために行われます。

生産提携とは需要に対して生産が追い付かない時に行われるもので、他の企業に生産を委託あるいは共同で資材を調達する事で相互利益を得るために行われます。

販売提携は、新しい分野での商品を開発した企業が、その分野で販売ルートや販売ノウハウを持つ企業と提携して商品を販売する事で相互に利益を得るために行われます。

・資本提携

資本提携はお互いに独立しながら相手側の株式を保有して関係を強化していく形態で、経営支配権を持たない10%程度を保持するのが一般的です。

資本提携には一方の企業が株式を保有する「資本参加」とお互いに株式を保有する「相互保有」に分類されます。

・分割

事業に関して有する権利義務を、新たに新設する会社に継承させるのが分割です。
両方の会社の事業を新しい会社に引き継がせる「新設分割」と一方の会社の事業を相手の会社に引き継がせる「吸収分割」に分類されます。

・買収

買収とは会社の経営権を買い取る事で、買い取られた会社は存続します。

対価を相手企業に支払う事で事業部門を個別に買収する「事業譲渡」と、株式を買い取る事で経営権を得る「株式取得」があります。

・合併

複数の会社が一つの会社になる事で、合併に参加した会社は消滅します。

合併に参加した全ての会社が消滅する「新設合併」と、1社が他の会社を吸収する「吸収合併」があります。

新設合併は手続きが煩雑なためグループ内事業の整理統合を目的とした企業再編以外ではあまり見られず、吸収合併が主流になっています。

M&Aには形態によってメリット・デメリットに違いがあるので、目的に対してどの形態を選択するかが重要になります。

富山県・石川県でのM&A・事業承継なら、のぞみ創経にすべてお任せ下さい!

M&Aは、一昔前までは大企業が行うものという認識が強かったと思いますが、近年は後継者不足問題の解決や業績不振の改善、業務の統合を目的に中小企業様でも積極的に行われるようになりました。

しかし、実際には相談する相手がおらず話が遅々として進まないケースや、準備は整っても候補先企業が見つからないなどの理由で断念してしまうケースが多いようです。

社長様自身が自社の売却や事業の譲渡を行うケースもありますが、その場合大切な事業や資産を過小評価され、十分な評価がされない結果になってしまうことも少なくありません。

当社は、M&Aや事業承継にお悩みの経営者様をサポートするため、富山県と石川県を中心に活動しています。売却を希望される会社の資産を最大限に評価し、候補先企業の選定から面談機会の確保など、友好的なM&Aの仲介役として誠心誠意サービスを提供しています。

事業承継や後継者探し、法人の株式譲渡や売却などをお考えの方は、ぜひ当社へご相談ください。

のぞみ創経で『無料相談』をご希望される方は、こちらのフォームよりお問い合わせ下さい。

のぞみ創経 TOP

076-407-5568 ご相談ください。